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nokatachi

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田舎に暮らしている。

山形県最上町月楯で、農業をしています。
畑でアスパラガスを育て、山へ行けば山菜や野草を採り、採ったものを干したり、漬けたり、発酵させたりしながら、季節のものを食べてきました。
そうして暮らしていると、食べものは、畑や山からそのまま食卓にやってくるわけではないことに気づきます。
誰かが採り、誰かが教え、誰かが保存し、誰かに分ける。
その間には、手間や時間だけでなく、許しや遠慮、贈りもの、昔から続いてきたやり方があります。
私たちは、そうした食べものの周りにある出来事を記録しています。
料理をつくり、人と食べ、話を聞き、また畑へ戻る。
その繰り返しのなかで、土地と人の関係を見つめています。
nokatachiが残したいのは、土地の名産品だけではありません。
その土地で、人がどう暮らし、何を受け取り、何を次の人へ渡してきたのか。
そうした「季節の記憶」を、食を通して残していきます。

使い方

  • 01

    瓶を開ける



    美味しいは記憶の中にある。


    目玉焼きを焼く油が跳ねる音、トントンと鳴る朝食を支度する包丁の小気味いい音。


    勝手口から出て、野菜のある畑の土を踏んだ時の匂い。


    草や雨が混じった空気を、風が運んでいく。 少し湿った土に手を着くと、土の冷たさが手のひらに残る。


    冷蔵庫から瓶をとる。瓶に仕舞われた香ばしさが食欲を起こす。
  • 02

    熟成アスパラガスオイルを使う

    目玉焼きパン

    作り方
    1|熟成アスパラガスオイルとマヨネーズを混ぜる。(※A)
    2|厚めのパンを多めの油で、フライパンで焼く。
    3|多めの油で目玉焼きを焼く。
    4|(※A)と目玉焼きをのせる。
    5|黒胡椒をかける。

    マヨネーズを作る。
    ・黄身に米油を少しづつ混ぜて、辛子と塩、リンゴ酢と柿酢を加えて乳化させます。

    オイルを美味しく食べるパンなので、マヨネーズは酸味が強い方がヤバいです。熟成アスパラガスオイルの旨味と塩味が、厚めのパンの奥にある小麦粉の甘みを連れてきてくれます。
    ただ作り過ぎると太ります。
  • 03

    熟成アスパラガスオイルができるまで

    毎日、畑に出て丹精こめたアスパラガスで、形がまっすぐではないものがどうしても残ってしまいます。
    勿体なさすぎるため、塩漬けにしたアスパラガス。

    ニンニクとアンチョビを合わせたら、旨味が凝縮しました。さらに、このまま半年おいて熟成していきます。
    アスパラガス → アスパラギン酸
    ニンニク → グルタミン酸
    鮎 → イノシン酸
    旨味は、組み合わせると強くなります。

    自家農園のアスパラガスに、伝承野菜の赤ニンニク、米油、そして最上町の鮎を使ったアンチョビ、身のまわりにある食材を合わせています。最後に素揚げして、香ばしさを加えました。

    赤ニンニクは、雪が降る前に植え付けます。冬の間、休眠状態で糖分を蓄えるためです。それが収穫したときのコクや甘み、旨味につながります。
    鮎は、近くの川から。一尾を、できるだけ余さないようにしています。

    野菜につけるだけでなく、パンやパスタ、肉の下味などにも使える、旨味の調味料です。
    ・目玉焼きパンに
    ・唐揚げの下味に
    ・キノコのサラダに
    オイルが少なくなってきたら、ラー油を足してみてください。食べるラー油のような旨さを楽しめます。

    仕込みは年に6回、1回100本だけ。少量を農作業の合間にしています。

リサーチ

フィールドノート『郷土と人の混ざりあい』の記録

・商品が生まれた背景を読む。

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・あなたの食卓も、nokatachiの記録に加えてください。

オンライン読書会『本と暮らし』の会話録

・本を読むことで変わったのは、料理の仕方です。読書会は、経験や考えを持ち寄って過ごす場です。何を感じるかは、その人次第です。本を間に置いて、一緒に考えたり話したりする時間を大切にしています。

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